サッカーの第102回全国高校選手権は29日、首都圏8会場で1回戦の残り15試合が行われ、夏の全国高校総体を制した明秀日立(茨城)は徳島市立(徳島)を2―0で下し、2回戦に進んだ。北海は1-1(PK6-5)で大手前高松(香川)を下した。
市船橋(千葉)はFW郡司が3ゴールの活躍で、高川学園(山口)に4―1で快勝。静岡学園(静岡)は明徳義塾(高知)を6―0で退けた。前橋育英(群馬)、昌平(埼玉)、米子北(鳥取)、初出場の名古屋(愛知)なども勝ち上がった。2回戦は31日に行われる。
▽…前回大会はPK戦の末に1回戦で敗れた北海が、悔しさを晴らした。後半6分に追い付いた後は相手の攻撃をしのぐ。先蹴りのPK戦では、GK小野寺が6人目を止めて決着。「先輩が悔し涙を流してきた。みんなの思いを背負って止めることができた」と胸を張った。
今年は創部100周年の節目。島谷監督は「一戦必勝でいきたい」と言葉に力を込めた。

















