ラグビーの第６０回全国大学選手権は２日、東京・国立競技場で準決勝２試合が行われ、３連覇が懸かる帝京大と、５大会ぶりの優勝を目指す明大が決勝（１３日、国立競技場）に進んだ。両校がぶつかるのは、第５８回大会の決勝以来となる。

　関東対抗戦覇者の帝京大は、関西リーグ２位の天理大を２２―１２で下した。１４―１２と競った展開で折り返したが、後半にＷＴＢ小村のトライとＦＢ山口のＰＧで加点し、反撃を無失点に抑えた。

　関東対抗戦２位の明大は、関西王者の京産大に５２―３０で勝った。前半に４トライを挙げて２６―１８とリードを奪い、後半にも４トライを重ねた。