スポーツクライミング男子で、パリ五輪複合代表の楢崎智亜が4日、茨城県龍ケ崎市内で取材に応じ、「大事な年がやってきた。より一層、気合が入る」と今夏に迫った大舞台へ抱負を述べた。
初詣後に新年初めての練習を公開。ボルダー、リード、スピードの3種目で行われた東京五輪は気負いもあって4位に終わったことを振り返り、「悔しい気持ちをパリで返したい」と語る。苦手なリードでは昨秋から「より効率的に動けるように」と、体の使い方を見直すトレーニングを続けている。
妻で東京五輪銅メダリストの野口啓代さんは「まずは楽しんで、自分のやってきたことをすべて発揮できる大会にしてほしい」と話した。

















