プロ野球北海道日本ハムファイターズの根本悠楓(はるか)投手(20)=白老町虎杖浜出身=が4日、町役場の大塩英男町長を表敬し、「先発ローテーション目指し、2桁勝利したい」と来季の抱負を力強く語った。昨季は5試合の登板にとどまったが、終盤はローテンションの一角を担い2022年同様3勝を挙げた。
この日は、日ハムファイターズしらおい後援会の村上栄子会長、田野島靖副会長、紺谷浩光幹事長らも立ち会った。根本は町民に向けたメッセージで「地元の応援は何より力になっている。24年も応援を」と語り、来季に向けて「体幹や制球力を鍛えながら、けがなく練習に励みたい。活躍して白老の名を出し、まちを盛り上げたい」とほほ笑んだ。
根本は昨年12月29日に帰省し、今月6日まで滞在する予定。ランニングをしたり、自宅で体幹を鍛えるトレーニングに精を出している。
大塩町長は「今年は、さらに活躍されるよう町民みんなで応援したい」と述べた。村上会長も「困難を力に変えて頑張って」とエール。安藤尚志教育長は「活躍を後輩たちが見ている。大きな目標に向かって活躍を」と背中を押した。
この日、同席した町職員で中高校時代の後輩の時田流波さん(20)は「地元で会える日が来てうれしい。同じ中高出身者として誇りに思う」と語った。
根本は虎杖小学校、白翔中学校、苫小牧中央高校を卒業。20年、日ハムからドラフト5位指名で入団した。左投げ左打ち。














