辰年の飛躍誓う 札商が新年交礼会

辰年の飛躍誓う 札商が新年交礼会
「鏡開き」で辰年の飛躍を誓う(右から)岩田会頭、鈴木知事、岩永局長、秋元市長=5日午後4時20分ごろ、ニューオータニイン札幌

 札幌商工会議所(岩田圭剛会頭)は5日、札幌市内のホテルで新年交礼会を開いた。岩田会頭は元日に発生し甚大な被害が広がる能登半島地震について「一日も早い復興をお祈りしたい」と哀悼の意を表した後、辰(たつ)年の道内経済の展望に関して「中小企業のデジタル化の支援に一層注力していきたい」と抱負を述べた。

 岩田会頭は「食料・経済・エネルギーの安全保障といった国家戦略の中で、北海道への期待値は非常に高まっている」と指摘。特に再生可能エネルギーをはじめとするGX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素化)投資については「今後、道内に30兆円から40兆円という桁外れの投資を呼び込める可能性を秘めている」と説明。「地元企業の参入機会を創出し、投資や人材育成につなげることで、しっかりと恩恵が実感できるよう、さまざまな機関と連携し、実現に向けて取り組んでいく」との姿勢を示した。

 来賓の鈴木直道知事は、苫小牧市の苫小牧東部地域(苫東)への進出を表明したソフトバンク(東京)の国内最大級のデータセンター(DC)について触れ、「これまでも北海道の優位性が叫ばれている中、今回は国が東京、大阪のDCの代替地は北海道と九州だと位置付けた上での進出になった」と強調。「まさにわれわれが訴えてきたことの一つ」とし、そうした動きを生かし「地域に活力を波及させていきたい」と語った。

 秋元克広札幌市長は「GX、再生可能エネルギーを活用して、地域の経済活動に結び付けていきたい」との姿勢を示した。

 北海道経済産業局の岩永正嗣局長の発声で乾杯し、出席した政財界の約170人が新年の飛躍を誓った。

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