小林陵、3度目の総合V 歴代3位タイ、4戦連続2位で スキージャンプ

小林陵、3度目の総合V 歴代3位タイ、4戦連続2位で スキージャンプ

 【ビショフスホーフェン(オーストリア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間最終第4戦を兼ねた個人第12戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、小林陵侑(チームROY)が4戦連続で2位に入り、2季ぶり3度目のジャンプ週間総合優勝を果たした。優勝3度は歴代3位タイで史上6人目。総合優勝の賞金10万スイスフラン(約1700万円)を獲得した。

 1回目は137メートルで1位。2回目は139メートルを飛び合計287・6点だった。4戦計1145・2点で2位アンドレアス・ウェリンガー(ドイツ)に20点以上の差をつけた。総合優勝は2018~19年シーズンに4戦全勝で果たし、21~22年に日本勢で初となる2度目の栄冠。4戦とも未勝利での総合優勝は72回の歴史で25年ぶり9人目となった。

 シュテファン・クラフト(オーストリア)が合計288・9点で1回目2位から逆転で制し、W杯今季6勝目。男子で史上5位に並ぶ通算36勝目とした。二階堂蓮(日本ビール)は13位。小林潤志郎(雪印メグミルク)は37位、竹内択(チームtaku)は44位で2回目に進めなかった。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る