苫小牧市拓勇東町内会は8日、災害から身を守る方法などを学ぶ「子ども防災士」講習を開いた。1日に能登半島地震が発生しており、子どもたちは気を引き締めて臨んだ。
講師は同町内会の副会長で、防災、防犯教育を手掛けるNPO法人エクスプローラー北海道(苫小牧市)の代表を務める佐藤一美さん(53)。地域に住む小学生ら9人が参加した。
講習では地震による津波や道路遮断などを想定し、自身や家族の身を守る方法を学習。ハザードマップを見ながら、町内の避難場所や避難所である公園、学校などの位置を確認した。
このほか、電話で安否を伝える音声を残せる「災害用伝言ダイヤル(171)」の使用を体験し、缶詰や乾物を使って調理した災害食を試食。小学校6年の時に防災士の資格を取得した登別明日中2年の木賊輪人さん(14)による講話もあり、子どもたちは防災意識を高めた。
佐藤さんは「子どもから大人に防災の重要性を呼び掛けてもらうのが最も効果的」と強調。「災害はいつ起こるか分からないので、人ごとではないことを実感してほしい」と訴えた。
拓勇小学校2年生の山端陽栄さん(8)は「2018年に起きた胆振東部地震の様子を今でも覚えている。地震の怖さを忘れず、家族や友達にも伝えられるように知識を身に付けたい」と話した。
















