苫小牧市高丘の樽前山神社で毎年1月15日で行われる「どんど焼き」に、家庭から出るさまざまな不要品が持ち込まれ、関係者が頭を抱えている。同神社は「神事に関係のない物は受け入れていない」と注意喚起している。
どんど焼きは、役割を終えた正月飾りや札などを焼いて一年の無病息災を願う伝統行事。同神社では昨年の12月28日ごろから境内の収集所を開放し、昼夜問わず持ち込めるようにしている。
収集所には食品や日用品、人形、本といったどんど焼きでは受け入れていない主な物をリストアップしたチラシを張っているがこれらに加えて個人情報の書かれた手帳やカセットテープ、仏壇なども持ち込まれているという。
同神社職員の浅山達仁さん(57)は「約半分が神事に関係ない物」と指摘。「持ち込んではいけない物を知らない人も多く、説明すれば分かってくれる場合も多い」と話す。
日中は神社職員らが見回りをし、家庭で出た不要品は持ち帰ってもらっているが夜間の人がいない時間帯に持ち込まれるケースが後を絶たないという。
これらは学生アルバイトが分別し一般ごみとして出し直したり、焼却炉で燃やしたりしているが昨年は誤ってガスボンベのような物を可燃物と一緒に焼却炉に入れてしまい爆発で学生アルバイトが、顔をやけどする事故もあったという。
同神社の鎌田孝幸禰冝(53)は「どんど焼きは不要な物を焼却する行事ではない。参拝者や神社関係者の安全確保のためにも、危険物は絶対に持ち込まないで」と訴えている。
どんど焼きの祭事は今年も15日午前10時から、境内で行われる。
















