昨年12月道内景況 横ばいで推移 製造など3業界は改善 データバンク札支店

昨年12月道内景況 横ばいで推移 製造など3業界は改善 データバンク札支店

 帝国データバンク札幌支店は、昨年12月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は43・3となり、前月から横ばいで推移した。業界別では製造と農・林・水産、建設の3業界が前月より改善した。

 全国平均(44・9)を1・6ポイント下回り、前月から0・1ポイント拡大した。

 企業の規模別では、大企業が前月から1・4ポイント増の46・1となり、2カ月ぶりに改善。中小企業は0・3ポイント減の42・8となり、5カ月連続で悪化した。中小企業のうち小規模企業は42・8となり、前月から横ばいだった。

 業界別では9業界中、金融、不動産、卸売、小売、運輸・倉庫、サービスの6業界で前月から悪化。サービスは47・8と業界では最も高い水準は維持したものの、1・1ポイント減で3カ月ぶりに悪化した。

 一方、農・林・水産、建設、製造の3業界は改善。特に農・林・水産は7・4ポイント増の36・9となり、2カ月ぶりに30台に戻した。

 先行き見通しでは、「3カ月後43・5」(前月調査43・4)、「6カ月後44・5」(同44・2)、「1年後45・3」(同45・1)となり、3指標とも前月から改善予想だ。

 企業からは「札幌駅周辺再開発、北海道新幹線工事、次世代半導体工場建設などにより、工事依頼が増加している」(建設)との声が上がっている。一方で「受注高は昨年並みだったが、下請施工費、資機材・光熱費などの価格高騰により利益を圧迫している」(同)との指摘も出ている。

 調査は昨年12月18日~今年1月5日に、道内企業1145社を対象にインターネットで実施。528社から回答を得た(回答率46・1%)。

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