第49回北海道ミニバスケットボール大会兼第55回全国ミニバスケットボール大会北海道予選会が14日まで千歳市のダイナックスアリーナなどで行われ、苫小牧から出場した女子の拓凌が準優勝を果たした。
全国大会への切符は惜しくも逃したが、水本秀輝監督は「練習で取り組んできた以上の結果を出してくれた」と選手たちをたたえた。
大会には男女ともに道内各地の予選を勝ち抜いた32チームが出場。それぞれトーナメントで競技を行った。苫小牧から出場した男子の沼ノ端、HOOP、女子の若草はいずれも初戦で敗れた。記録は関係分。
【女子】
▽決勝戦
旭(札幌)39-34拓 凌(苫小牧)
▽準決勝
拓 凌(苫小牧)48-31栄 北(札幌)
▽準々決勝
拓 凌(苫小牧)45-30清田緑(札幌)
▽2回戦
拓 凌(苫小牧)64-24美 唄(南空知)
▽1回戦
拓 凌(苫小牧)78-30北 都(札幌)
美 幌(北見)40-37若 草(苫小牧)
▽敗者戦
若 草(苫小牧)52-27八丁平(室蘭)
【男子】
▽1回戦
白 石(札幌)64-25沼ノ端(苫小牧)
島 松(札幌)47-37HOOP(苫小牧)
▽敗者戦
沼ノ端(苫小牧)39-33日 新(札幌)
HOOP(苫小牧)42-41野 幌(札幌)
- 昨年王者に惜敗も大きな収穫
決勝は昨年チャンピオンの旭(札幌)と激突。過去3回の戦歴はいずれも10点ほど離された点差で敗れていた相手。水本秀輝監督は「試合直後まで選手たちにも緊張がある様子だったし、動きも硬かった」と振り返った。
それでもゲームが展開するに従いボールに対する反応も速くなり、第2クオーター終了時点では16―14とリード。第4クオーターまで山田楓佳主将を中心にチーム一丸となって励まし合いながら戦い、一進一退の攻防を見せたが、終了間際に地力に勝る旭の強いプレスに押されて惜敗した。
決勝直前、水本監督は「挑戦者として、失敗してもいいから思い切りプレーしよう」と選手たちに声を掛けた。試合内容は「150点」と評価した上で、「前半をリードして折り返すことができたことがいい展開につながった。この経験を5年生が受け継ぎ、夏の大会に向けてチームを育てていってほしい」と語った。




















