苫小牧市特別職議員報酬等審議会(会長・北條康夫苫小牧商工会議所副会頭)は23日、市役所で会合を開き、市が市長ら市特別職の給与と議員報酬について諮問した。約30年間据え置きが続く議員報酬の増額が実現するか注目される中、この日の審議会では結論が出なかった。次回は2月7日に同審議会を開く。
市が、給与と議員報酬の在り方について、現状維持を含めた四つの案を参考例として示し、委員7人が意見を交換した。議員報酬について、委員からは「上げるべき時にきている」と賛成する声が上がる一方、「(民間で)給料が上がっていない人もいる。報酬が安いなら転職すべき」と慎重な意見もあった。
北條会長は審議会後、「議論の中で『引き上げてもよい』という意見が多いと感じた」と振り返りつつ、「十分に検討して慎重に判断しないといけない」と強調した。この日は結論を出さず、議論を深め、答申案をまとめる。
仮に人口道内4位の水準として引き上げ率を最も高めた場合、月額で議長が8万円増の60万円、副議長が6万円増の54万円、市議が5万円増の49万円となるほか、市長が6万円増の104万円、副市長が3万円増の83万円などで、市は年間2880万円の負担増となるという。
同審議会は条例に基づき設置される市長の諮問機関。市議会議員の報酬、市長や副市長、教育長らの給料額などについて調査、審議する。市議会は昨年12月の議会改革検討会で、全会派の意見を踏まえて引き上げ方針を決め、今月12日に要望書を市に提出していた。
















