苫小牧市の小中学生が市にまちづくり政策を提言する2023年度未来創造こども会議が20日、市役所で開かれた。全4回の研修でゼロカーボンについて学んだ小学5年~中学3年の15人が、集大成として自分たちが考えた提案を市職員らに発表した。
同会議は、自主的に社会参加する青少年を養成する事業。今年度は「こどもたちが考えるゼロカーボン」をテーマに昨年10月から研修を進めた。参加した児童生徒は、市真砂町の苫小牧CCS実証試験センターで講義を受けたり施設を見たりしたほか、グループワークなどを通じてさまざまな知識を身に付けた。
この日は▽ゼロカーボンを広める取り組み▽身近にできるゼロカーボン▽公共交通機関の利用者増加方法―の三つの班に分かれて考えた提案を発表。それぞれ「授業参観日にゼロカーボンの講義をする」「チェックリストを使って電気や水の使用量を確認する」「バスとキャラクターをコラボレーションさせる」といった案を伝えた。中にはクイズ形式や発表者同士の掛け合いでプレゼンテーションを進める班もあった。
市は実現できそうな提案を取り入れていく考えで、木村淳副市長は「これからもゼロカーボンに対する意識を持ち、広く発信して取り組みを継続してほしい」と話した。
学校でゼロカーボン啓発用のポスター作りを―と呼び掛けた啓明中学校2年の川東結月さん(14)は「ゼロカーボンに関心のない人にも興味を持ってもらえるようなことを考えた。実現されればうれしい」と話した。
















