道と一般社団法人北海道食品産業協議会は24日、食に関する企業などを対象にした「事例に学ぶ食のゼロカーボン勉強会」を苫小牧市内のホテルで開いた。1~2月に全道6カ所で予定するうち胆振管内では唯一の開催で、企業関係者ら12人が耳を傾けた。
コスモ北海道工場(十勝管内芽室町)の鹿熊真澄管理部長が「わが社のゼロカーボンの取り組み」の題で講演。ボイラーの統廃合や照明のLED(発光ダイオード)化などの省エネルギー対策を通して、二酸化炭素(CO2)の排出量や経費を削減している同工場の実践例を紹介した。
鹿熊部長は「会社でも、家庭でも、光熱水費をグラフ化できないと省エネできない」と指摘し、電気や燃料など使用量の把握から始めるようアドバイス。同社ではA重油と電気の省エネで約2000万円の効果を生み、「金額の大きなものから取り組むと効果が出やすい」と呼び掛けた。
また、同法人の向平浩二事務局長が、2050年までに二酸化炭素の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」について解説。「地球温暖化対策は全世界の重要課題」と述べ、「今後は中小企業もCO2排出量の開示を求められる可能性がある。できれば今すぐ脱炭素の取り組みを始めて」と訴えた。
















