パリ五輪女子代表の残り1枠を争う大阪国際女子マラソンは28日、大阪市のヤンマースタジアム長居を発着点とする42・195キロのコースで行われ、前田穂南(天満屋)が2時間18分59秒の日本新記録をマークして2位に入った。野口みずきが2005年に記録した2時間19分12秒を19年ぶりに更新した。
前田は五輪代表の条件となる設定記録(2時間21分41秒)を突破し、代表に大きく前進。3月の名古屋ウィメンズマラソンで今回の記録を上回る日本選手がいなければ、21年東京五輪に続いて代表となる。
松田瑞生(ダイハツ)は2時間23分7秒で3位、佐藤早也伽(積水化学)は5位。ウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)が2時間18分51秒の大会新記録で優勝した。(スタート時の気象=晴れ、気温9・3度、湿度50%、北西の風1・3メートル)
日本新記録をマークした前田穂南=28日、大阪・ヤンマースタジアム長居

















