障害者も考慮し防災を 市福祉のまちづくり推進会議

障害者も考慮し防災を 市福祉のまちづくり推進会議
福祉のまちづくりの進み具合を確認する委員ら

 苫小牧市福祉のまちづくり推進会議(佐々木彩議長)が25日、市内双葉町の市福祉ふれあいセンターで開かれた。委員8人が出席し、今年度の福祉に関わる市の施策の実施状況を確認。能登半島地震の発災を受け、障害者も安心して避難できる防災体制を求める意見が上がった。

 事務局の市障がい福祉課は、今年度は昨年12月末までに福祉トイレカー「とまレット」を28回出動させ、530人が利用したことを報告。公共施設のバリアーフリー化事業では、市内4施設でトイレ整備や点字ブロックの設置などを行ったと説明した。2024年度は市民活動センターのバリアフリートイレ内に介助用ベッドを置くなどの計画を立てていることにも触れた。

 障害について理解し、困っている人を見掛けた際にはさりげなく手助けする「あいサポーター」の養成事業では、今年度は同月末までに106人を養成し、小学生などのあいサポートキッズも247人誕生したことを報告した。

 委員は「とまレットを能登半島地震の被災地に派遣できないのか」と質問。市の担当者は「とまレットは手入れが難しく、電気も必要なことから、現時点では出動に至っていない」と説明した。

 委員からは「石川県の被害状況を苫小牧市に照らし合わせてみると、市が想定している福祉避難所だけでは足りない」と指摘する声のほか、障害によってより大変な思いをする人が出ないよう防災体制の見直しを求める意見が上がった。

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