札幌市は30日、2024年度予算案を発表した。一般会計は23年度当初予算比0・2%減の1兆2417億円。7特別会計と6企業会計を含む合計は同1・5%増の1兆9310億円。7年連続の1兆円超。前年度に次ぐ過去2番目の予算規模。会見で秋元克広市長は「3期目の最初の本格予算。『リスタート予算』としたい」と語った。
予算は▽子ども・子育て支援▽GX(グリーントランスフォーメーション)・脱炭素、経済活性化▽ウエルネス(健康)▽市民生活を支えるための物価高騰対策の取り組み―が柱。
子育て世帯の負担軽減では、現行小学6年までの子どもの通院医療費の無償化を中学3年まで拡大するのに112億円、学校の冷房設備の整備関連15億円を計上。GX投資推進に1億8000万円、水素利活用促進ではトラックやバスの導入実証実験などに2億2600万円、市有施設や事業者の太陽光発電設備の設置、補助など脱炭素化推進関連に11億7000万円。
金融機関や関係企業と共同出資しスタートアップに投資するファンド設立に6億円、企業の本社機能やIT企業などを誘致する立地促進に12億2000万円を盛った。
GX投資に関するアジア・世界の金融センターの実現に向け、北海道・札幌「GX金融・資産運用特区」に係る国との協議を進めるほか、水素社会の実現を目指し政策企画部内に23年度設置の「グリーントランスフォーメーション推進室」を現在の16人から、4月に10人増員し総勢26人体制にする。経済観光局は、GXに関連する海外企業や半導体製造ラピダス進出に伴う関連産業などの誘致推進のほか、スタートアップ創出・育成強化のため4人増員する。2月14日開会の市議会定例会に提出する。
















