苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は1月26日、創造工学科フロンティアコース5年生の研究成果発表会を同校で開いた。専攻分野の異なる学生22人が6班に分かれ、1年半かけて取り組んだ研究の成果を発表した。
同コースでは工学的知識とビジネス系基礎科目を学べる。今年度は市内企業や道内自治体の協力を得て「市民参加型イベントを軸とした多文化共生推進プログラムの開発と実践」「企業向けリサイクルセンターにおける業務改善」といったテーマで研究を進めた。
JR苫小牧駅周辺の活性化を目指し、放置自転車を用いたシェアサイクルを提案した班は、実際に放置自転車4台を修理し、昨年10月に学内で運用したことを発表。利用回数は4日間で40回に上り、利用する生活者と提供する企業や行政が共にサービスをつくる「リビングラボ」の導入を掲げた。
応用化学・生物系の小野眞太郎さん(20)は「苫小牧のまちを深く勉強できた。市内活性化とシェアサイクルを結び付けながら考えることが難しかったが、同コースで自分の専門とは違う研究ができてよかった」と話した。
発表ではそれぞれビジネスプランや利益率も説明。会場には研究に協力した企業関係者も訪れて耳を傾け、「事業主は誰にするのか」などと質問を投げ掛けていた。
















