胆振地域選出の道議を9期36年務め、道議会議長(2003年5月~05年6月)も経験した白老町大町の神戸典臣氏(84)の旭日中綬章(地方自治功労)と北海道社会貢献賞受賞を祝う会が1月30日、町内の飲食店で開かれた。
関係者約40人が出席し、叙勲を祝う会発起人代表の熊谷威二氏が「(神戸氏の)人間性に引かれて多くの人が集まってくれた。体調に留意され、元気に暮らして」とあいさつ。来賓の大塩英男町長も「町制施行70周年を迎えるまでの半分を道議として支えていただいた」と祝辞を述べた。
神戸氏は「長い間、地域に支えていただいたおかげで今がある。心温まる祝いの会に感謝申し上げる」と語った。
神戸氏は岩手県花巻市出身、早稲田大卒。1978年に白老町へ移住し、83年に道議に初当選した。共生社会実現と民族共生象徴空間(ウポポイ)開業や農業振興の政策推進、有珠山噴火や胆振東部地震での被災地支援などに尽力。2008年の洞爺湖サミットでは各国首脳に白老牛を提供するきっかけをつくった。




















