バッグを手作り アイヌ文様刺しゅう体験  白老

バッグを手作り アイヌ文様刺しゅう体験  白老
指導する岡田代表(左)と作業に熱中する参加者ら

 白老モシリは3、4両日、白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文様刺しゅう体験を行った。町民10人がアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」の岡田育子代表らの指導を受けながら、2日間かけて刺しゅう入りのバッグを完成させた。

 イオル(アイヌ民族の伝統的生活空間)体験交流事業の一環。伝統的なアイヌ文様に、草花をモチーフに現代的なアレンジを加えた。曲線が多いデザインで、美しい仕上がりにするためには細かなチェーンステッチの技術が必要。参加者は自由に刺しゅう糸の色を選び、個性的な作品を目指した。

 70代女性は「完成したら、出掛ける時に持ち歩きたい」と真剣に針を運んでいた。

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