不登校や引きこもりなどの若い世代をサポートする苫小牧市子ども・若者支援地域協議会(桜田智恵美会長)はこのほど、初めての実務者会議を市民活動センターで開催した。構成機関の代表者約30人が出席し、他市の事例を基に具体的な支援策を考えた。
同協議会は教育や雇用など子どもや若者の生活に関わる32機関と福祉や産業経済を担当する市の16部署による組織。昨年6月に発足した。
各機関の支援状況の確認や課題を協議する実務者会議は初めて開催し、石狩市のNPO法人ジェルメ・まるしぇの新田大志理事長と道保健福祉部子ども政策局の三和隼也製作企画係長の講演を聴いた。
新田理事長は、活動拠点の石狩市では引きこもりが道内の他の自治体よりも多いことを説明。当事者は同法人が運営するカフェなどで元学校教師から学習指導を受けたり、就労体験をして働く喜びを体感したりしていることを紹介し、「不安や悩みを解消するには社会全体で子どもらを支える必要がある」と強調した。
三和係長は子ども施策を総合的に推進する基本的な方針、重要事項を定めた「子ども大綱」について説明し、「子どもが自らの意見を表明できる環境を実現することが大切」と述べた。
この後、グループワークを行い、参加者はそれぞれ専門知識を基に貧困のために思い通り学べない子を活躍させる方法や、児童虐待により早く気付く視点などについて話し合った。
















