性の多様性24年度も啓発 苫小牧市男女平等参画審で事業確認

性の多様性24年度も啓発 苫小牧市男女平等参画審で事業確認
男女平等参画に関する事業について確認する委員ら

 苫小牧市男女平等参画審議会(竹田美由紀会長)が6日、市役所で開かれ、委員10人が出席した。性の多様性が認められる社会の実現を目指して市が新年度に計画している各事業について審議。子どもから大人まで幅広い年代の市民に向けた啓発活動を、効果的に進めることを確認した。

 市協働・男女平等参画室はLGBTに代表される性的少数者への正しい理解を広げるため、当事者の経験や思いを市民が直接聞ける場を増やしていく必要があることを強調。昨年7月、性同一性障害を公表するタレントで振付師のKABA.(カバ)ちゃん氏を招いた講演会が好評だったことから、2024年度も著名な当事者を講師に招いた市民向けの講演会を実施する考えを示した。

 また、これまでは同室職員が小中学校などで行ってきた出前講座を、新年度はLGBT支援団体などに委託し、さらに専門的な観点を取り入れた内容に刷新する計画も説明。LGBTの職員も働きやすい職場環境を整備し、取り組みの評価指標「PRIDE(プライド)指標」の認定取得も目指すことを述べた。

 委員からは、同性カップルなどの関係を市が公的に認めるパートナーシップ制度の宣誓カップル数が、運用開始からの1年間で7組にとどまっている点について、「制度の周知や意味の理解が進んでいないのでは」と指摘する声も。若年層への出前講座の重要性を強調する委員もいた。

 議事ではこのほか、今年度実施した男女平等参画都市宣言10周年事業の結果なども報告された。

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