苫小牧総経高の朝山さん、ウェブアプリコン企業賞 佐賀さんも入選

賞状を手にそれぞれのアプリを紹介する朝山さん(右)と佐賀さん

 苫小牧総合経済高校情報処理科3年の朝山瑠和(るな)さん(17)が、商業科目のある全国の高校を対象にしたウェブアプリコンテスト(実行委主催)で企業賞(セガ賞)を受賞した。同校マーケティング部が開発した地元グルメ「苫小牧やきそば」の提供店をインターネットの地図上で閲覧できるアプリを完成させ、高い評価を得た。資格検定試験の時間計測アプリを作った同科3年の佐賀小雪さん(17)も入選した。

 高校生が身の回りや社会の課題解決につながるウェブアプリケーションを作って発表するコンテスト。朝山さんは、市内外にもっと「苫小牧やきそば」を広めたい―と以前、同部が作成した紙の「苫小牧やきそばマップ」のウェブ版を作ることにした。

 地図には、苫小牧やきそばを提供する市内8店舗の位置情報や各店の電話番号、公式サイト、商品の値段、写真、特徴などの情報を盛り込んだ。地図上のピン印を押すと、説明文を閲覧できるようプログラミング設定したといい「シンプルで分かりやすいマップ。アプリを見て実際店に足を運んでもらえれば」と話す。

 佐賀さんはビジネス文書実務検定(速度部門)の時間管理アプリを開発。試験本番と同じ10分間を計測でき、「用意・始め・残り2分・残り10秒・やめ」を自動的に読み上げる機能も入れ込んだ。

 1年生の頃から、10以上の検定を受けてきた佐賀さんは昨夏、同部門にも挑戦したが練習をする際、第三者の手を借りなければ時間計測できない不便さに「誰の手も借りず、いつでも練習ができれば」と考えたという。「速度部門を受ける人には、とても使いやすいアプリだと思う」と胸を張る。

 同校は23年度から高度なプログラミング学習の推進へアプリ開発が可能な学習教材を3年生の授業に取り入れており、24年度からは1年生の授業にも導入予定。山橋崇裕情報処理科長は「生徒たちは、同科で3年間学習した情報処理やプログラミング、電子商取引の知識を生かしたアプリを作ってくれた」と喜ぶ。

 同コンテストはウェブアプリ開発を通じた高校生のプログラミング技術、プレゼンテーション能力の育成が狙い。同校は授業の一環で、3年生13人が1人一つずつ、プログラミング学習教材を使ってアプリを完成させた。

 今年度は全国の商業高校35校から約180点の応募があり、入選は24点。うち13点が入賞作品として選ばれた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る