道民向けセミナー「次世代半導体とほっかいどうの未来in札幌」(道主催)が8日、札幌市内で開かれた。千歳市に工場を建設中の次世代半導体製造ラピダスの小池敦義社長らが、同社のプロジェクトが北海道や地域の未来をどのように変えるか―を説明した。
小池社長はビデオメッセージで「世界で誰も量産していない2ナノメートル(ナノは10億分の1)の最先端半導体を製造し、世界のものづくりをリードすることを目指している」と述べ、「経営理念は半導体を通して人々を幸せに豊かにすることだが、われわれだけでやり切れるものではない。北海道、札幌の皆さまのご理解とご支援を頂きたい」と呼び掛けた。
同社の清水敦男専務は「半導体は社会を変える『産業の米』。企画から設計、製造、チップの完成までを短時間化し、自分たちが開発した技術で新しいサービスを考えることが半導体産業をさらに発展させる」と述べた。
北大量子集積エレクトロニクス研究センターの葛西誠也教授は「半導体の進化がコンピューターの発達を支えている。半導体が小さくなることでコンピュータも小型化し、消費電力も下がり、計算性能も高くなる」と説明。現在は台湾に生産を依存し、「食料自給率よりも低い日本の半導体自給率を、自ら作ることで向上させなければならない」と語った。
















