夕刊時評 スケートのまち

夕刊時評 スケートのまち

 1月27日から8日間にわたって開かれた第78回国民スポーツ大会冬季大会「とまこまい国スポ2024」。苫小牧で18年ぶりの大舞台に、紙面作りを通して携わり高揚感を得させてもらった。1946年に始まった「国体」から今回を機に名称が新たになったが、競技者が向き合うものは変わらない。地元紙として市民周知と併せて選手たちの瞬間や思い、関わる市民の表情を伝え、記録する役割を果たす報道に努めた。力及ばずの面はあったと思うが、記者も経験値を上げさせていただいた。大会の成功を祝す。

 ただ、開催18年ぶりの時間軸で比べた時、本道選手団に登録された苫小牧など地元選手が減っていたことは少し寂しかった。オリンピアンやメダリストをこの地から多数輩出したスピードスケートは駒大苫小牧高の卒業生、東胆振出身などゆかりの選手はいたものの、在住者はいなかった。少年21連覇、成年8連覇の金字塔が光るアイスホッケーも苫小牧の選手の数は相対的に減っている。それだけに、フィギュアに苫小牧から3人が出場したのは氷都の一市民として率直にうれしかった。減ることもあれば、増えることもある。「スケートのまち」にあって競技人口の拡大と振興に資する報道の役割を改めて考える機会にしたい。(司)

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