障害のあるアーティストの作品世界に触れるイベント「アール・ブリュットin苫小牧2024」が3月9日、苫小牧市文化会館で開催される。道内の作家が手掛けた絵画の展示や個性豊かな音楽ステージなど、多彩な内容で繰り広げられる。主催団体の苫小牧の文化と福祉を考える会(石橋創代表)は、市民らの気軽な来場を呼び掛けている。入場無料。
市民文化芸術振興助成事業の対象。絵画展は「見つめる力展2」と題し午前11時~午後4時、同会館大展示室で。道内各地の作家4人が抽象画などを出展するほか、日ごろから市東開文化交流サロンを利用している市民の作品も展示予定。同会が昨年10月に同サロンで開いた絵画のワークショップで、市民らが合作で完成させた長さ10メートルを超える大型作品も展示する。
音楽ステージは午後1時半開演。出演は、メンバー全員に知的と視覚の障害がある安平町の男性4人組バンド「スマイル4Beat(フォービート)」、市内在住のエレクトーン奏者福井大輝さん、浦河町の即興パフォーマンスグループ「ひがし町パーカパッションアンサンブル」。それぞれ30分間のステージを繰り広げる。
同会は文化芸術を通して、障害の有無に関係なく、すべての人が差異や多様性を認め合う共生社会の実現を目指し、2018年11月に結成。昨年2月、初のアール・ブリュット展を開催した。活動をPRするため、展示作品のうち1点を山本浄化興業(勇払)のごみ収集車に貼る試みも行った。
2回目となる今回は、さまざまな立場の市民ら7人の実行委員会で準備を進めてきたという。石橋代表は「一人ひとりの豊かな表現をシンプルに楽しんでもらえれば」と話している。
入場無料だが、事前予約が必要。申し込みはインターネットの専用フォーム、ファクスなどで受け付ける。問い合わせは同会すざきさん 携帯電話070(7426)4464。ファクス0144(55)3211。



















