冬の風物詩

冬の風物詩

 連日ワカサギ釣り解禁の記事が掲載される中、先日同僚たちと白老町のポロト湖へ向かった。初心者3人を引き連れたのは、2年前からワカサギ釣りに魅了されているSさん。慣れた手つきでポイントに穴を開け、私を含め3人に釣り具の使い方や餌の付け方を教えてくれた。

 ピクピクと動いたらリールを巻き上げる―。その作業を続けるだけだが、動いたかもしれないとの勘違いも多い。手の感覚を頼りに、かすかな動きに集中する。「さおによっても感覚は異なる」と、数種類のさおでも体験。

 2匹同時に釣れることもあれば、意図せず腹に釣り針が引っ掛かるワカサギもいた。釣り針が手の皮膚に刺さり、しばらく「人間釣り」をしていた後輩Jさんもいたが、4時間ほどで約40匹を釣り上げた。

 今年は、暖冬の影響で中止やシーズン短縮となる地域も多々見られる。今後も冬の風物詩が続きますように―と思いをはせながら、唐揚げにしておいしくいただいた。(樋)

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