絵本作りを通して認知症への理解を深める講習会が13日、苫小牧市民活動センターで開かれた。市社会福祉協議会が運営する市福祉人材バンクが主催し、14人が受講した。
同人材バンクの周知と福祉の仕事に関心のある人の掘り起こしを目的とした事業。講師は市内の認知症ボランティア団体Cocoro’S(ココロズ)の山田麻以さんと川田幸香さんが務めた。
絵本は、認知症のため大切なドングリをなくしてしまったリスを、描き手が自分の得意なことで助けるストーリー。物語の細部やせりふを考える作業を通し、認知症になっても感情は残り続けることや、周りの人の支えが本人の安心感につながることなどを学ぶ、同団体独自のプログラムだ。
参加者はリスの気持ちを考えながら、自分だけの絵本作りに没頭。愛犬を物語の中に登場させたり、クレヨンを使って色彩豊かな作品に仕上げたりし、作品を見せ合って「上手だね」「犬の毛並みがきれい」などと感想を述べた。
リスの話をじっくり聞いてドングリを探し当てる―というストーリーにした東開町の男性(46)は「誰でも認知症になる可能性があることを実感しながら、絵本を完成させた」と話していた。
同人材バンクでは福祉の仕事に関する相談や、求人している事業所の紹介などを行っている。相談や問い合わせは同人材バンク 電話0144(32)7111。
















