日本野鳥の会苫小牧支部副支部長で安平町職員の小林誠さん(33)は24日まで、写真展「北海道のちっちゃな大自然~北海道の野生の生き物たち」を苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで開催している。小林さんは本紙第2社会面でコラム「いぶり・ひだかで鳥発見」(偶数月の第1金曜日)を連載中。
鳥だけでなく、ウトナイ湖、勇払原野をはじめ、日高や知床など道内各地で撮影した動物写真計26枚を展示。シマエナガ、エゾモモンガといったかわいらしい作品が並ぶ一方、海岸に打ち上がったゴマフアザラシを食べるキタキツネ、川を遡上(そじょう)する獲物を狙うヒグマなど、弱肉強食の厳しい世界にもフォーカスしている。
小林さんは2018年9月の胆振東部震災後、安平町職員として災害復旧に携わり、自然との向き合い方に変化が生まれたという。「以前はかわいい、きれいな鳥の写真が撮れればよかったが、今は自然に興味を持つ人を増やしたくて、いろんな動物を撮るようになった」と話す。写真の説明文も野生の過酷な現実を知ってもらおうと工夫している。
「私たちの生活する場所の近くに、たくさんの生き物がいることを感じてほしい」と来場を呼び掛ける。
入場無料。25日午後2時から、来場者に希望する展示作品をプレゼントする。
















