公共交通計画に意見を 胆振振興局 ホームページで募集中

公共交通計画に意見を 胆振振興局 ホームページで募集中

 年度内の策定を目指す胆振地域公共交通計画について、胆振総合振興局と管内4市7町、JR北海道、道南バス、学識経験者などでつくる同地域公共交通活性化協議会は原案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)を実施している。計画期間は2024~28年度までの5年間で、目標値を定めた上で、達成するための施策・事業を盛り込んでいる。

 28年度の目標値として、公共交通利用者数は188万5000人以上(22年度実績173万人)、収支率は54・1%以上(同46・3%)、公的資金投入額は4億5944万9000円以下(同3億9614万2000円)を掲げた。

 目標を達成するための施策は(1)人材確保に向けた魅力発信や自治体施策との連携=運転手採用イベントの継続的開催など=(2)地域内外に向けた情報提供の継続的な実施=バスの現在地や遅れなどの運行情報の継続的提供など=(3)幹線交通と広域交通、生活圏交通のシームレス化のさらなる推進=乗り継ぎ拠点やバス停の整備―など5施策。

 東西に広い胆振地域を▽西部(室蘭市、伊達市、壮瞥町、洞爺湖町、豊浦町)▽中部(室蘭市、登別市、白老町、苫小牧市)▽東部(苫小牧市、安平町、厚真町、むかわ町)の3地域に分類。例えば東部地域は、自家用車の交通分担率が最も高いと現状を指摘した上で、「月に1回でも自動車から公共交通に移動手段を転換してもらうなど住民の意識変容を促す取り組みが必要」と課題を挙げている。

 原案の詳細や意見の提出方法は胆振総合振興局のホームページ(https://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/)。募集期間は3月13日まで。

 同協議会は地域の実情を踏まえ、持続可能で最適な公共交通ネットワークを構築する必要があるとして、23年4月に設立。管内の地域間幹線、複数の市町を接続するバス路線などの乗降調査や住民アンケート調査を経て、計画原案をまとめていた。

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