小5、全国平均超え 23年度体力テスト結果 苫小牧

小5、全国平均超え 23年度体力テスト結果 苫小牧

 苫小牧市教育委員会は、市内の小学5年生と中学2年生を対象にした2023年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果をまとめた。体力合計点は前年度に続き、男女とも小学校は全国平均を上回ったが、中学校は下回った。前年度との比較ではいずれも上回った。

 市内児童生徒の全国における相対的な位置付けを示そうと、21年度から市独自に体力合計点(T得点)を算出し、公表している。全国平均の50点に対し、小学男子が前年度比1・1ポイント増の52・5点、同女子も同1・1ポイント増の52・6点。中学男子は0・7ポイント増の48・8点、中学女子は0・4ポイント増の48・2点だった。

 種目別に見ると、小学男子は全8種目で前年度を上回り、50メートル走を除く7種目で全国平均を上回った。同女子は50メートル走とソフトボール投げを除く6種目で全国平均を超えた。中学男子は握力と上体起こし、同女子は握力のみ全国平均を上回った。

 市は「苦手種目を授業に組み合わせ、体力向上につながった」とする一方、「中学校は中休みがないなど体力づくりの時間が取りづらい」と結果を分析。小中学校の体育教諭に向け研修会を実施するとともに「運動を楽しいと思えるような体育の授業に取り組む」としている。

 体力テストに合わせた生活調査では、小学男子の肥満傾向が年々増していることが判明。小学女子、中学男女は肥満傾向児の出現率が減ったものの、全国平均を上回っている。

 一日の睡眠時間が8時間以上と答えた小学生の割合は全国平均よりも高く、前年度に比べても増えた。一方で、テレビやスマートフォンを視聴する時間(スクリーンタイム)が2時間以上と答えた小中学生も目立ち、特に中学女子は全国平均を10・3ポイント上回った。

 体力テストは文部科学省が08年度から実施。種目は握力、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走など計8種目。中学生はシャトルランと持久走のいずれかを選択した。調査は昨年4~7月で、市内から39校2696人が参加した。

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