鳥越忠行さん死去 元苫小牧市長、84歳 市勢発展に尽くす

鳥越忠行さん死去 元苫小牧市長、84歳 市勢発展に尽くす
鳥越忠行さん

 1987年から4期16年間苫小牧市長を務めた、鳥越忠行(とりこし・ただゆき)氏が22日午前6時14分、死去した。84歳だった。関係者によると、肝臓がんで自宅療養を続けていたが、容体が悪化して搬送先の市立病院で亡くなった。

 鳥越氏は苫小牧出身。苫小牧東高2年の時、所属していた野球部が甲子園に出場した。同高卒業後、市職員を経て、75年から市議を2期務め、市長選は2回目の挑戦となった87年に初当選。市長を4期連続で務め、このうち91、95、99年は3回連続無投票当選だった。右肩上がりに人口が増える中、市勢発展に尽くしたが、2003年、06年の市長選で敗れた。13年の秋の叙勲で旭日小綬章を受章している。

 在任中は都市基盤を着実に整備し、沼ノ端クリーンセンター、白鳥アリーナ(ネピアアイスアリーナ)など大型施設も次々と建設。1992年に操業し現在ものづくり道内最大手に成長したトヨタ自動車北海道など企業誘致にも力を入れ、95年には人口17万人台に到達した。港湾管理者として苫小牧港整備も進め、97年の西港入船国際コンテナターミナル完成などの節目に立ち会った。4年制大学の実現も推進し、98年には苫小牧駒沢大学(現北洋大学)が開学。2002年には道内で唯一の非核平和都市条例を制定した。

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