労働組合の中央組織・連合(芳野友子会長)は27日、札幌市内で北海道ブロック代表者会議を開いた。石上千博会長代行は本格的な段階に入っている2024年春闘について、「物価上昇に負けない賃上げが必要だ。それも30年ぶりの高水準だった昨年を上回って、継続的に行っていく、そういうステージに日本を変えていくのが目標」と強調。目標達成のためには「価格転嫁」が鍵を握ることを指摘し、「政府も指針を出している。労務費の価格転嫁がどこまで実現できるかが課題。それを中小、地域に広げていきたい」との姿勢を示した。
ブロック会議には、連合本部と連合北海道の幹部らが出席。冒頭あいさつ以外は非公開で、連合運動を支える人材の確保と育成、政治関連などを巡り意見を交換した。
連合北海道の須間等会長は、自民党の裏金事件で岸田内閣の支持率が下落し、「政権を維持する水準ではない。一方で野党の支持率もなかなか上がらない」と説明。逆に伸びているのが「支持政党なしで4割、5割を超える。この状況が続けば、国民の政治不信がますます増大し、政治離れが続く」と指摘。連合本部には「国民の期待に応え、発信力を高める政治対応をお願いしたい」と要望。次期衆院選については、「現在の与党に代わる働く者、生活の立場で政権を担える政治勢力をつくりだすべきだ」と政権交代の必要性を強調。そのために「芳野会長も言う『大きな固まり』の実現へ向け、取り組みを進めてほしい」と述べた。
会議終了後、記者会見した連合本部の清水秀行事務局長は「この2年間で間違いなく衆院選と参院選がある」と切り出し、次期衆院選の道内に関しては連合が推薦する「両党(立憲民主党、国民民主党)とも小選挙区でぶつかることなく、しっかり調整していただいている」と説明。「戦う態勢は整った。それに向けて進んでいただく」と語った。
















