北海道高校野球連盟室蘭支部が主催する野球体験イベント、キッズフェスタが24日、苫小牧市総合体育館で行われた。苫小牧東、駒大苫小牧の男女野球部の選手ら約50人とファイターズアカデミーの牧谷宇佐美さんが、児童たちに野球の楽しさを伝えた。
未就学児と小学生が対象で40人ほどが参加。児童たちはティーバッティングやストラックアウト、ティーボールなどを通して競技に触れ、元気いっぱいに汗を流した。
幼児や小学生を対象にした野球教室「ガタパーク」も開催している苫小牧東の石川雄大主将(2年)は「子供たちの安全などに配慮も必要で、自分たちも成長できる。競技人口が減少しているので、体験を通して野球の楽しさを感じてくれればうれしい」と語った。
同校の前川護監督は「こうした体験をきっかけに野球グラブを購入したという話も聞く。女子の参加も増えてきていて、着実に効果が出ていると感じている」と話した。
イベントは日本高野連などが示した高校野球200年構想事業の一環として、2019年に初開催。競技普及や体を動かす楽しさを伝えようと、毎年行われている。














