性的少数者を支援 職員にALLYシール配布 苫小牧市社協

性的少数者を支援 職員にALLYシール配布 苫小牧市社協
ALLYを表明するシールをPRする市社協の職員

 苫小牧市社会福祉協議会は、多様な性の在り方を理解し、性的少数者の活動を支援する意思を示す職員に「ALLY(アライ)」シールを配る取り組みを始めた。これまでに36人がシールを受け取り、名札や手帳の表紙など目に付くところに貼ってALLYであることを表明している。

 市社協は地域福祉に関する業務に加え、指定管理者として市民活動センターと市男女平等参画推進センターの管理業務も手掛けている。特に市男女平等参画推進センターは多様な性が認められる社会の実現を目指し、LGBTに代表される性的少数者に関する啓発事業を活発に展開。性的少数者の尊厳のシンボル「レインボーフラッグ」の掲示や道内の支援団体との共催による講演会、当事者の交流会開催などに取り組んできた。

 ALLYシールの配布もその一環で、同センターの職員が中心となって企画した。レインボーカラーを基調としたデザインで縦1センチ、横約2センチほど。ALLYは「仲間・同盟」を意味する英語。ALLYの宣誓書を提出した職員に配り、名札など身に着けるものに貼ってもらっている。

 同センターの宮嶋紀子センター長は「社協の業務は多岐にわたり、職員はさまざまな人と接する。当事者への安心感はもちろん、市民に性の多様性について興味を持ってもらうきっかけになれば」と期待する。

 市も2020年度末から、ALLYを表明した市職員にバッジを配布する事業を展開。市協働・男女平等参画室によると、これまでに170人に配ったという。

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