道議会終日空転 代表質問に入れず 自民会派が強く反発 観光補正を疑問視

道議会終日空転 代表質問に入れず 自民会派が強く反発 観光補正を疑問視
28日に予定していた代表質問初日の本会議の延会を了承した議会運営委員会=28日午後4時40分ごろ、道議会庁舎

 第1回定例道議会は28日、道が追加補正を予定していた今年度一般会計のうち観光関連経費(1億5500万円)の取り扱いを巡り、最大会派、自民党・道民会議を中心に一部会派が強く反発し、終日空転。予定していた自民党・道民会議と民主・道民連合の代表質問を29日に延期した。本会議で代表質問初日に質疑に入れず、延会したのは、議会事務局によると記録が残る1967年以降初めて。

 自民会派が問題視したのは、29日の補正発表前に一部新聞報道があった点とその補正内容。内容は観光関連経費として1億5500万円を追加。欧米の需要開拓に向けた観光のプロモーションのほか、空港周辺の交通機能の強化、体験型観光「アドベンチャートラベル」の高付加価値化などに充てられる。道は追加提案し、3月8日の定例道議会本会議での審議を目指していた。追加補正の背景には北海道観光振興機構から、新年度事業費が要望額より大幅に削減されことに対し、増額を求められていたことなどがある。

 ただ、自民党など各会派からは「そもそも急ぐ補正の内容なのか。この内容なら当初予算や定例会初日の21日に可決した補正に組み込むべきだった」、「報道が出るまで何も聞かされていない」など強く反発。自民会派には観光予算規模として不十分との認識がある。水面下で理事者側が各会派に説明に歩いたものの、調整は不調に。初日の代表質問は流れた。

 午後4時40分からは、議会運営委員会(船橋賢二委員長、議運)を開催。山本倫彦総務部長が代表質問に対し「本日中に答弁することは難しい」と述べ、28日の本会議の流会を議運が了承。同5時前に本会議を開き、正式に延会を決めた。

 当初、代表質問は28日に自民、民主、29日に北海道結志会、公明党の順で行う予定だったが、それぞれ1日繰り下げられる見通し。

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