薬剤師や栄養士が災害時の備えをアドバイスする防災セミナーが2月28日、苫小牧市まちなか交流センター・ココトマ(表町)で開かれた。防災の講話にとどまらず、段ボールベッド体験や非常食の試食などのコーナーもそろえ、参加した市民ら約50人は改めて備えの大切さを実感していた。
道内各地で薬局を経営するそえる(札幌市)の健康サポートフェスタの一環で、パルス薬局苫小牧店(若草町)が企画した。
日本災害医学会の研修を修了した同社の薬剤師の姫氏原亮さんが災害を見据えた準備と心構えについて解説。大規模災害の際は、国の特例で処方箋なしでも避難所などで薬を受け取れることがあるとし「スマホで薬の写真を撮ったり、メモをしたり、何でもいいから緊急時に確認できるように」と助言した。
同社の管理栄養士の石下康子さんは、備蓄用の食料品を選ぶポイントとして▽常温で長期間保存可能▽使い切りサイズ▽調理が必要ない▽普段から食べ慣れておく▽野菜や果物の加工品―を挙げた。
会場に設けた防災関連の体験コーナーも人気を集めた。澄川町の高橋京子さん(72)は「非常食を試食したが、想像以上においしかった。これなら孫も食べられそうなので準備したいと思う」と話した。
















