東京マラソン(3日、都庁~東京駅前)の招待選手が1日、都内で記者会見した。男子はパリ五輪代表の残り1枠が懸かる選考レース最終戦。2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)は「今持っている力を全力で出し切りたい」と抱負を述べた。
2時間5分50秒の設定記録をクリアした日本選手トップが五輪代表に決まり、突破者がいなければ、昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)3位の大迫傑(ナイキ)が出場権を得る。
日本歴代3位の2時間5分51秒の自己記録を持つ山下一貴(三菱重工)は「自己ベスト更新は、簡単なことではない」と気を引き締め、同4位の其田健也(JR東日本)は「着順にこだわって走りたい」と語った。
女子の新谷仁美(積水化学)は、1月に前田穂南(天満屋)が塗り替えた日本記録(2時間18分59秒)を狙う。「自分の目標達成のために走り抜きたい」と誓った。

















