第1回定例道議会は1日も本会議を開き、代表質問を続行した。鈴木直道知事は道内での再生可能エネルギーの活用に向けて「データセンター(DC)や半導体関連産業の集積のほか、再エネ余剰電力の有効活用も視野に入れた水素のサプライチェーン(供給網)構築」などに取り組んでいることを説明。「ゼロカーボン北海道の実現に向け、再エネを最大限活用できるよう、再エネの導入拡大や関連産業の振興などの取り組みを進めていく」との姿勢を示した。寺島信寿氏(公明党)の質問に答えた。
寺島氏は昨年、本道で開催された体験型観光の「アドベンチャートラベル(AT)・ワールド・サミット」を取り上げ、「サミットにより世界とのネットワークが構築されたこのチャンスを最大限生かし、観光の高付加価値化を進めていくべきだ」と迫った。
知事は「2月8日に、北海道観光振興機構が観光庁事業の公募に対し、アドベンチャートラベル関連事業の申請を行った」と答弁。これと連動し、施策効果を高めていくため「マーケティングやプロモーションに係る新たな事業について、これまで鋭意検討を進めてきた。年度内にも着手し、その効果が早期に発現されるよう、今年度予算として補正予算案を今定例会に提案したい」と述べた。
赤根広介氏(北海道結志会)もアドベンチャートラベルが本道に普及していくための課題について触れ、「ガイドの育成・確保が重要」と指摘。道の取り組みをただした。
知事は「語学力はもとより、知識や技能に優れたツアーガイドの育成・確保を図っていくことが重要」との認識を示し、昨年開始した「北海道アドベンチャートラベルガイド認定制度」で海外トップガイドによる研修を行っていることを説明。認定ガイド数を「現状の延べ27人から新年度には100人とする」との目標を明らかにした。
また、赤根氏は、物流の「2024年問題」(時間外労働の上限規制)を取り上げ、「道としてもう一歩、主体性を持ってこの問題に取り組む姿勢が必要」と対応を迫った。
知事は「関係者と連携を図り、物流事業者が適正な運賃や料金を収受できるよう、取引環境の改善に取り組む」と強調。さらに「トラックの積載率向上に資する共同輸送の取り組みを加速し、安定的かつ効率的な輸送体制の確保に向けて取り組んでいく」との姿勢を示した。
定例会は同日で代表質問を終了。4日から一般質問に入る。日程は7日までの4日間で、5会派から計23人が通告している。
















