新ひだかのフットサル大会、初代王者に白老

新ひだかのフットサル大会、初代王者に白老
第1回大会を制した白老の選手たち

 社会人サッカーチーム、トリスト主催の小学生フットサル大会「第1回トリストカップ」(中村修司大会長)がこのほど、新ひだか町で開かれ、激戦を制した白老が初代王者に輝いた。

 この時期に6年生が出場できる大会として、町内の社会人サッカーチームが主催。2月18日に同町体育館で行われた。日高から三石、高静6年、高静5年、浦河、様似えりも、胆振はエルボノス、白老の計7チームが出場し、予選リーグの各上位2チームが決勝トーナメントで争った。

 決勝は、予選A組2位の浦河と同B組2位の白老が激突した。浦河が試合開始早々に先制するも、すぐさま白老が同点に追い付き、さらに1点を奪って逆転。互いに一歩も譲らず白熱した展開となったが、終了間際に浦河が再び得点を決めて2―2の同点に。15分で決着がつかず、試合は5分の延長戦に突入した。両チームが果敢にゴールを狙って攻め合うも同点のままホイッスルとなり、PK戦の末、白老が優勝した。

 大会MVPに輝いた白老の芳賀陸弥(白老小6年)は「(優勝できて)うれしかった。今大会では攻める部分をしっかりとできたが、決勝では僕がもう一点決めていたら(PK戦にならずに)勝てていた」と振り返り、「(MVPに選ばれ)これからも見本となれるように頑張りたい」と気を引き締めていた。

 同大会では、指導者が怒ったり大声を出した場合は相手チームに2点入る特別ルールを設定。開幕試合で、熱が入った指導者により思わず2点を献上する場面もあったが、大会を通じて特別ルールの適用はこの一度きり。各チームの指導者が、改めて指導の在り方を意識する意味でも有意義な大会となった。

 結果は次の通り。

 ▽決勝

 白老2―2(PK5―4)浦河

 ▽3位決定戦

 高静7―0様似

 ▽準決勝

 白老4―2高静6年、浦河2―0様似

 ▽予選A組

 高静6年5―3三石、浦河4―0高静5年、高静6年4―0高静5年、浦河5―0三石、高静5年2―0三石、高静6年5―2浦河

 ▽同B組

 様似えりも5―0エルボノス、様似えりも6―4白老、白老5―0エルボノス

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