プロボクシングでスーパーバンタム級の世界主要4団体統一王者、井上尚弥(大橋)が、5月6日に東京ドームで元世界2階級王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨むことが決まり、6日に主催者が発表した。
東京ドームでのプロボクシング興行は、1988年と90年にヘビー級のマイク・タイソン(米国)が出場した世界戦以来、34年ぶり3度目。日本選手がメインイベントを務めるのは初。6日に東京都内で記者会見に臨んだ井上尚は「とてつもない興行になる」と話した。
井上尚は昨年12月、史上2人目となる2階級での4団体統一を達成。世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング機構(WBO)の各王座は2度目、世界ボクシング協会(WBA)と国際ボクシング連盟(IBF)は初の防衛を目指す。
当日は世界戦計4試合が組まれた。尚弥の弟拓真(大橋)はWBAバンタム級王座を懸け石田匠(井岡)と2度目の防衛戦に臨み、WBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は桑原拓(大橋)を相手に初防衛戦。WBOバンタム級タイトル戦で武居由樹(大橋)が世界に初挑戦する。

















