東京商工リサーチ北海道支社は、2月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月と同数の18件となり、新型コロナウイルス関連は4割強の8件を占めた。倒産件数は1月まで4カ月連続で前年を上回っていたが、一時的な足踏み状態となった。
負債総額は前年同月に比べ7・8%(1億4600万円)減の17億3700万円だった
地域別では、札幌市が8件で最多。以下、北斗市(3件)、函館市(2件)の順となった。
業種別では、卸売業と小売業が各5件で最多。これに製造業(3件)、建設業とサービス業・他(各2件)が続いた。
原因別では、「販売不振」が14件と全体の77・8%を占めた。この他、「他社倒産の余波」と「既往のシワ寄せ」が各2件だった。
コロナ関連は8件発生し、道内は累計で349件となった。
2月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は109人。今年1月からの累計では159人となった。
同支社では「複数の要因が重なった倒産も発生しており、先行きは不透明な状況」と指摘。「例年、年度末に向けては倒産件数が増える傾向にある。複合的な問題を抱える企業が、事業を断念する懸念もあり、予断を許さない」と今後の見通しを分析している。
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帝国データバンク札幌支店の調査では、2月の道内企業倒産は15件、負債総額は10億6600万円。前年同月に比べ件数は同数、負債は59・7%(15億8200万円)減少した。
















