3月は自殺対策強化月間 各自治体、取り組みに力

3月は自殺対策強化月間 各自治体、取り組みに力
こころの体温計に表示されるストレス度

 厚生労働省は、就職や転勤、進学、引っ越しなど生活環境の変化で自殺者数が多くなる3月を自殺対策強化月間と定め、各自治体にも相談事業や自殺防止に向けた取り組みの強化を促している。同省によると、2023年の自殺者数は暫定値で2万1818人、うち小中高生が507に上る。苫小牧市の人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率は22年に15・93で、全国より低いものの男性の有職者が多く、20~30代の若い世代が増加しているという。

 市は3月の広報とまこまい巻頭の「今月のクローズアップ」で自殺対策を取り上げ、特集している。

 まず、自分の心の状態をチェックできる「こころの体温計」を紹介。健康状態や人間関係、住環境などの11の質問に回答すると、ストレス度や落ち込み度が水槽の中で泳ぐ金魚、水の透明度、水槽のひび、猫などの絵で示される。市のホームページから利用できる。

 また、自殺を考えている人に対し周囲は何ができるかについて、▽気付き=変化に気付いて声を掛ける▽傾聴=本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける▽つなぎ=早めに専門家に相談するよう促す▽見守り=温かく寄り添いながら、じっくりと見守る―ことが大切と呼び掛け、こうした役割を担う「ゲートキーパー」の養成講座を開催していることにも触れている。

 主な相談先は次の通り。

 ▽いのちの電話 フリーダイヤル(0120)783556=毎日午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌11日午前8時=▽北海道いのちの電話 電話011(231)4343=24時間365日対応=▽苫小牧市健康支援課 電話0144(32)6410=平日8時45分~午後5時15分▽苫小牧保健所(健康推進課) 電話0144(34)4168=平日午前8時45分~午後5時30分。

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