苫小牧東高校出身で、札幌大谷大学芸術学部音楽学科4年生塚越琴海さん(22)の卒業記念コンサートが10日、苫小牧市糸井の三星本店ハスカップホールで開かれた。観客約60人が見守る中、学友、恩師らと美しい音色を響かせた。
同じ大学に通う学友、井上茉子さん(22)とのデュオコンサート。日頃から塚越さんを指導しているシエナウインドオーケストラのクラリネット奏者黒岩真美さん、市内在住のピアニスト青野有里さんも共演した。
第1部では、塚越さんがヴィドール作曲の「序奏とロンド」やクルーセルの「クラリネット協奏曲第2番」などを熱演。第2部には井上さんや黒岩さんらも登場し、メンデルスゾーンの「演奏会用小品第2番」三善晃作曲の「彩夢」といった4曲を披露し、アンコールにも応えた。
演奏を終えた塚越さんは「大勢の観客の真剣なまなざし、温かい拍手がうれしかった」と涙を見せながら「4月から海上自衛隊音楽隊に入るので、さらに腕を磨きたい」と力強く決意を述べた。
井上さんも「大学生活を共に過ごした親友との最後の演奏となり悲しい気持ちもあるが、これからも応援し合いたい」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。
















