長時間利用防止へ 終電から午前9時まで閉鎖 JR沼ノ端駅北口駐車場 来年3月まで

試行的に利用制限されるJR沼ノ端駅北口の駐車場

 苫小牧市は13日から来年3月31日まで、JR沼ノ端駅北口の「駅北交通広場駐車場」(北栄町)の一部で利用制限を試行する。特定のドライバーが長時間駐車し、他の利用の妨げになっているためで、終電の時間(午前0時5分)から午前9時まで閉鎖する。効果を見極めた上、閉鎖時期や時間帯の見直しを検討する。

 市によると、利用制限を試行するのは市が管理する同駅北口前のバス停留所に近い15台分の駐車スペース。以前はタクシープールだったが、2014年から無料で、終日一般開放してきた。

 利用制限の時間帯は、出入り口にチェーンをかける。駅北口西側の27台分の駐車スペースはこれまで通り、24時間利用できる。

 同駐車場の利用を巡っては近隣町内会と対策を協議したり、職員がパトロールしたりし長時間駐車を見つけた際はフロントガラスに張り紙を張るなど対策を講じてきたが「大きな改善が見られなかった」(市都市建設部)。送迎利用者から苦情も寄せられていたという。

 11日夕も同駅北口の駐車場はすべて埋まっており、電車の到着時間が近づくと送迎車両はさらに増えて長蛇の列ができていた。

 家族が乗る電車の到着を待っていた市内ウトナイ北の40代の会社員男性は「特に平日は止める場所がなくなる。近くの商業施設の駐車場で待機し、駅に着いたら携帯電話に連絡してもらっている」と頭を抱える。

 4月、近隣の町内会に市職員が説明に出向いたほか、駅周辺には告知看板を設置。駅構内にも一時閉鎖の経緯を記した文書を掲示している。

 沼ノ端北栄町内会の工藤幾子会長は「パトロール活動の中で、長時間車が止まっていることを確認していた。町内会としても、(一時閉鎖後の動向を)見守っていきたい」と語る。

 市維持課の菅野拓道路管理主幹は「一時的な利用を想定した駐車場なので、電車での通勤や通学目的で長時間使うのはやめてほしい。他の駐車スペースの対応については今後の状況を見て考えたい」としている。

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