自民党本部は13日、札幌市内で「政治刷新・車座対話」を開催した。派閥の裏金事件で政治不信を招いたことを反省し、党再生を目指して全国各地で開催中の取り組み。党本部から森山裕総務会長が出席し、信頼回復に向けて道連役員や党員と意見を交換した。
「道連役員との意見交換会」と「党員との車座対話」の2部構成で実施した。いずれも冒頭あいさつ以外は非公開で開催した。
意見交換会では、道連会長の中村裕之衆院議員が「自民党に対する不信が今、広がっていて結党以来の大変厳しい状況にある」とし、「道民から頂いている意見を、党本部に率直にぶつけて今後の党再生につなげたい」とあいさつした。
自ら少額(22万円)ながらも政治資金問題が発覚した道連会長代行の高橋はるみ参院議員は「派閥(安倍派)に属していた人間として、本当に心からおわび申し上げる」と陳謝。「自分自身の反省の意味も踏まえ、政治資金規正法の改正など改革に向けて、誰よりも一生懸命に頑張っていきたい」と決意を述べた。
森山総務会長は「政治資金の問題で国民の大変な不信を招いている。よく総括しながら、どう国民の皆さんの信頼を取り戻していくかということに全力を傾注しなければいけない」と強調。全国各地の「車座対話」に出席して「地域によって温度差があるというのが正直な気持ち。今まではお叱りばかりだったが、少し世論も変わってきつつある。自民党がしっかりしてくれなくてはいけない。改革をしっかり進め、頑張ってくださいとの声も掛けていただくようになった」と心境を吐露した。
意見交換会終了後、記者団の取材に応じた中村会長は「国民の皆さんが必死に納税している中で、何に使ったか分からないのに納税しないということに対する不信感が非常に強いという意見が多く出た」と述べた。
車座対話は、女性局や青年局、学生ら13人の党員が出席。終了後、記者団の取材に森山総務会長は「今後、自民党がどういう方向でいくべきか、ご示唆をいただいた。しっかりこれを持ち帰って、実行に移すようにしたい」と語った。
















