白老町末広町のしらおいイオル事務所チキサニでアイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」(小美浪フミ代表)の作品展が開かれ、美しい刺しゅうを施した伝統衣装などが展示されている。7月21日まで。
同クラブは、町北吉原のアイヌ刺しゅう講師、小美浪さん(78)が2022年8月に設立した。会場には、ルウンペ(着物)やマタンプシ(鉢巻き)、はんてん、バッグなど、刺しゅうで装飾した伝統衣装から生活雑貨まで48点が並ぶ。
11、12両日は刺しゅう体験が開かれ、町民11人がフクロウの柄のトートバッグを制作した。講師を務めた小美浪さんは「フクロウは村を守る神でもあり、体験を通し刺しゅうを楽しく学んでほしい」と話していた。
入場無料で、午前9時~午後4時。月曜休館。問い合わせはチキサニ 電話0144(82)6301。

















