18日にシンポジウム 丸木舟など研究成果発表 苫小牧

18日にシンポジウム 丸木舟など研究成果発表 苫小牧
アイヌの舟をテーマにしたシンポウムのチラシ

 苫小牧市美術博物館と国立アイヌ民族博物館主催の共同シンポジウム「アイヌの舟と交易」が18日午後1時から、苫小牧市民会館小ホール(旭町)で開催される。入場無料。定員140人で、申し込み不要。

 2021年に市内弁天の海岸で見つかったアイヌの丸木舟の調査を連携して進める中、美術博物館で保管していた他の丸木舟などに関する研究も進展。その成果を広く発信する目的で、初の共同シンポジウムが企画された。

 前半は北海道埋蔵文化財センターの鈴木信常務理事兼調査第一部長が「アイヌの準構造船」、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長は「舟をめぐるアイヌ民族と周辺民族の交流」を演題にそれぞれ講演する。

 事例報告で市美術博物館の岩波連学芸員、厚岸町海事記念館の小田島賢学芸員、民族共生象徴空間運営本部の山道ムカラ工芸課課長補佐、国立アイヌ民族博物館の大江克己研究員の4人が登壇。苫小牧市や厚岸湖で出土した丸木舟の研究成果や科学分析手法などを取り上げる。

 最後は「アイヌ民族にとっての舟とはなにか」をテーマに、発表者全員で討論する。午後5時終了予定。

 岩波学芸員は「アイヌの社会、文化における舟の重要性に着目した初めてのシンポジウム。たくさんの人に関心を持ってもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 問い合わせは市美術博物館 電話0144(35)2550。

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