大型事業で2年ぶり前年増 苫小牧市23年度建設工事

大型事業で2年ぶり前年増 苫小牧市23年度建設工事

 苫小牧市は2023年度建設工事の発注実績をまとめた。発注総額は97億7950万円で前年度比36・48%(26億1420万円)の増加。学校関係や高丘浄水場の関連工事、橋梁工事など大型事業の発注で2年ぶりに前年実績を上回ったが、4年連続で100億円を下回った。地元発注率は市外業者の落札が増えたことにより、前年度比1・8ポイント減の94・6%となった。

 市財政部契約課によると、23年度の契約件数は227件(延べ306件)で前年度比6件減。内訳は土木88件(同117件)、建築55件(同79件)、水道18件(同29件)、下水66件(同81件)だった。

 主な発注工事は、樽前小学校の校舎や運動場の改築、ウトナイ小学校の校舎増築、日新団地市営住宅2号棟の新築、高丘浄水場場内整備工事など。地元企業への発注額は92億5132万円で、前年度比33・93%(23億4350万円)増となった。

 業者別発注額で見ると、1位は菱中建設(本店・苫小牧市)で発注額6億2702万円=前年度2位=。2位は盛興建設(本社・苫小牧市)で5億7908万円=同5位=、3位は前年度1位の岩倉建設(本店・苫小牧市)で4億5610万円だった。

 今年度の建設工事は、学校関係や浄水場の設備工事などが前年度と比べて減り、発注総額は計画ベースで73億1143万円。上半期(4~9月)の発注率を96・3%とし、早期発注に努める。

 主な予定工事は夕振大橋長寿命化対策改良、日新団地市営住宅1号棟の新築主体工事、末広町市営住宅解体、植苗小中学校大規模改修。同課は「地元企業が対応可能な工事は、地元活用に配慮する。例年同様の形で告示し、その都度対応していきたい」としている。

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