苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は、自己都合で退職した元職員を再び雇用する「カムバック採用制度」を新設した。「即戦力」の確保や企業のイメージアップなどに役立てる狙いで、同信金は「以前の勤務経験を生かして活躍してもらえれば」とアピールしている。
対象は、同信金で原則3年以上勤務した経験があり、自己都合で退職した人で、原則退職から10年以内。退職理由は結婚や出産、育児をはじめ、転職なども含めて限定しない。勤務形態は正職員、嘱託、パートなど柔軟に対応する。待遇は退職時の処遇を基準とし、退職後の職歴も考慮する。選考は書類と面接試験で行う。
同信金では毎年、新卒20~30人規模を採用しているが、育成には時間がかかるのが現状。これまでも退職者に戻ってもらうため、職員が積極的に声を掛けてきた。昨年も結婚理由の退職者や転職者ら数人を再雇用し、職場で経験や技能を発揮しているという。
金融業界では働き方改革などの一環で、カムバック制度を導入する事業者が増えており、同信金も制度として確立することで、希望者にアピールしたい考え。14日からホームページで周知しており、中岡伊知朗人事部長は「経験者が即戦力として復職してもらえれば」と期待している。
問い合わせは同信金人事部 電話0144(34)2172。メールはjinjibu@tomashin.co.jp.
















