オンラインでの個別指導を軸とした中学生向けの学習塾「Play Lan(プレイラン)」が先月、苫小牧市内に開設された。運営するのは、苫小牧工業高等専門学校出身の本保雄太さん(27)が代表を務める有珠の沢町の企業「GOAT―X」。学習指導や進路のアドバイスに加え、生徒同士が日常的にオンライン交流できるコミュニティーづくり、生徒主体のイベント開催などに取り組み、多様な学びの場を提供していく。
プレイランは仲間と共に遊び(Play)、学び(Learn)、つながる(LAN)ことを目指した学習塾。教室は設けず、講師が生徒の自宅を訪問したりチャット、ビデオ通話システムなどを使ったりして指導する。「オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリット形式」という。
学習内容は苦手教科の克服から定期テスト・高校入試対策、普段の勉強法アドバイスまでさまざまで個々の状況、ニーズを踏まえて設定。指導は塾長の本保さんが中心となって行う。語学やデータサイエンス、医療、メディアといったさまざまな分野で活躍する本保さんの知人らも専門分野の講師として参加。不登校の生徒や、小学生の段階で学力に課題がみられた生徒などにも寄り添った指導を目指す。
学習指導の他、独自の人材教育も展望しており、生徒たちが勉強や学校生活、趣味などについて自由に語り合える場をオンライン上に開設。生徒が興味を持った分野に対し、講師陣が職業選択や進路選択に役立つ情報提供をしていく。
生徒の要望を踏まえたイベントも定期開催していく方針。本保さんは「生徒たちが企画、立案から準備、運営までに携わることで教科指導だけでは得られない学びを提供したい」と話す。
本保さんは2017年3月、苫高専電気電子工学科を卒業した。愛知県の豊橋技術科学大学に進学し電気電子工学の学びを深めたが、個別指導型学習塾でのアルバイト経験から塾経営への関心を高め東京都内の企業でコンサルタントの仕事に就いた後、生まれ育った苫小牧で今年4月、「GOAT―X」を設立。今月、同塾を本格始動させた。
本保さんは「ものすごいスピードで変化する現代社会では、多種多様な学びが必要」と指摘。「人とつながる中で自分の好きなことや得意分野に気が付けば、おのずと学習への意欲も高まる。生徒が生き生きと学び合える場をつくっていきたい」と意気込む。
同塾の利用料金は月額3万円。1カ月間の無料体験プランもある。
申し込み、問い合わせは同塾のホームページから。



















